日本で働いていた頃、 泣く子も黙ると 恐れられていた 会社の"会長" がいた。
私はいつも その会長と 会社のすぐ手前で 毎朝出くわす。 そして 彼は ニコヤカに挨拶して そして 彼の腕を私に差し出す。 私の手を 彼の腕に回していいよ! と言うサインだ。
会長の笑顔は とても 爽やかで 優しかった。 そして ユックリと 歩いた。 私の 出社寸前の 焦った勢いを全て打ち消してくれる強さが 彼にはあった。
そして かれは 我らのオフィスが 超高層ビルの6階にあるが そこまで 階段で歩く・・と言う。 それで 私は お供することにした。
ただそれだけの 事だったが・・ 後で その会長は 泣く子も黙る 相当怖い人物だったらしい。でも それは その会社のトップクラスの男達が そんなイメージを持っていただけで 私の様な 女は 別格なのか・・? そんなイメージは その会長から 微塵も感じられなかった。
その会長は色んな話を ポツポツとしてくれて それが また いつも 私の心を和ましてくれた。 時々 ランチにも 誘ってくれた。
まるで 恋人の様に 扱ってくれた。
私が もし 今の経験と賢さをその時持っていたら どうにかして 会長を誑かして 自分の位置からのし上がっていたかもしれない・・。
いや もし その時 今の経験と賢さを持っていたら 多分 銀座に高級バーを所持し 政界・財界のトップを誑かしていたかも・・?
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