ギャンブルをしない自分・・・。
もう 30年ぐらい前の話・・ 宿の若者達と トランプゲームをしていた時・・ 私が けっこうすぐ勝負に出て 上がってしまって・・ゲームが全然盛り上がらない・・。
その時 ゲームを仕切っている男の子が 「おもろくね~! のりこさん 安い点数で すぐあがるんだもん!」と 不満 言い出した。
私は 上がれるんだから 上がる・・ 勝負は勝った方がいい・・の性格だし・・ 大人気ないのか・・?
その内 その仕切り男は 「のりこさんって 商売は すげくデカいギャンブルをするのに・・なんで ただのトランプでは セコく 固めに行くの? 訳分からん・・」 と 言った言葉が忘れられない。
そういえば 宿業では いつも 数千万から 億と言うお金を投資しつつ 進めていた。
なぜなんだろう・・。 と 今日 田舎の作業をしつつ 少しづつ 考え出した・・。 そして 答えが出た。
私は 基本 臆病であり 完全にギャンブルなんて出来る性格ではないのだ・・。 だから 常に 爪の先に火を灯す様に生きて来た。
決して ギャンブラーなんかではないのに気付いた
なぜ そう思ったか?
ここの田舎の作業は 何も 一朝一夕には 進まない・・。 今朝も 今日の仕事は? と自分に問い・・あの隅にある 山盛りになっている切り枝の処分作業に決める。
あんなの 若者男子なら多分 30分でやっつけてしまう仕事なのだ。
だが! 73歳の老人女子 は 一日がかりの仕事であるのは間違いない・・。
つまり 枝は太いのやら 細いのやら 葉っぱは絡み 葛も絡み・・ ちょっと触ったくらいでは ビクともしない。
それらをハンディ・チェーンソーで 切り・・ 手バサミで葛を切り・・ 小さい枝も 少しづつ切る・・一枝づつばらす様に 辛抱強く やらなければならない作業。
| このハンディチェーンソーの 凄いこと! 軽い! 太くて切れない 折れない枝を スッと切ってくれる。 強〜い味方! |
足場も悪いし・・ 一つ切るだけの作業も さっさとは進まない。痛い腰を摩るりつつ 下手してバランスを崩して転んで骨折とかしないように ゆっくりと足場を確保しつつ・・
それから 又 少しづつ ズルズルとそれらを引きずって ドラム缶の火の中に投入。ちょっとづつ それを繰り返しても 簡単には デカイ切り枝の山は 全然小さくはならない。
| 枝は四方八方に伸びて そう簡単にはドラム缶に入ってはくれない。 パシパシ 自分の顔に枝が当たる。 気を許すと 直ぐ火の炎が 私の手を焼く。 イライラの連続。 チョットした作業も 直ぐ ハァハァと息が切れる。 一休みが多い事この上ない。 |
なんか 途方もなく 続く作業なのだ。
でも 一つ 一つの作業をしない限り 今日の"切り枝の処分"と言う目的には到達しない。
よって 地道に辛抱強く 少しづつ 少しづつ 推し進めるしか方法は無い。
考えてみれば 私の宿の商売も 最初は 自宅での一部屋を貸す事から始まった。 その一部屋に入居する人募集。 ちゃんとした人の人選作業・・。
その作業に 私は 10年は最低費やしただろう。 たった一部屋の家賃収入を得るのに それだけの時間とエネルギーを費やしたのだ。
トランプゲームの話に戻ろう・・・。
私は最初から 数千万 とか 億とかを投資する人間では無かった・・ それに到達するのに 10年 20年もの 時間とエネルギーと経験を経ての 大きな投資だったのだ。
その投資は 決してギャンブルでは無い。 最初に始めた時は 1円のお金を 損をするか? 得をするか? と注意深く考えての投資をしたと思う。
つまり 私の生活は 一日100円で 親子3人の食費と言う貧乏から始まっている。 12時間の内職労働で 腱鞘炎をおこしつつ 一日100円稼いでいた時も何年かある。
一日100円の収入はいくら それが 12時間労働であれ 貴重だった。 そんなびびりの私が なんの保証もなく 数千万 億と言うお金を 投資出来るはずが無い・・。
その大きな金額の投資は 100% ギャンブルとは全く違う 手堅い投資であるのを確信していただけなのだ・・。
つまり 安くトランプゲームで上がって連勝するのが 私の商売の基本なのだ。
ギャンブルと言うのは 私は人生一回もやった事がない・・ だいぶ昔 しつこく友人に進められて パチンコをやった事がある。 あの時失ったパチンコでの100円は 今でも 悔しい程の無駄遣いだったと 忘れる事が出来ない。
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