日本の田舎に空き家を購入して 改造中に そこからでっかいコンクリブロックが廃棄物としてでた。
ある日 相当縮こまってしまって 腰も相当折り曲がってしまっているおばあちゃんが そのコンクリートブロックを数個欲しいというので いいですよ・・と言うと・・。
やおら 自分の家から (200mぐらい彼女の家は離れている)一輪車をもってきて そこに一個コンクリブロックをいれる。
いれるとはいえ そのブロック 絶対一個10kg以上はある。 私も手伝って 彼女の一輪車に乗せた。でもって 彼女は 意気揚々と一輪車を押すのだが・・ なんせ 彼女の家の方向の道はちょっと坂道・・そう簡単には進まない。 よって 私も助っ人・・ってか 彼女が一輪車に巻き込まれようものなら 大惨事になりかねない。
助っ人と言うより 私が 押すからと言うけど・・彼女はガン! として受け付けない。 でも私は 全力で その一輪車を押す。
やおら 現地に着き・・私が ブロックを一輪車から下ろすから・・!! といえども 彼女はうんにゃ!! わしがやる!的態度 とその時 彼女はブロックをひっつかんで どさ~!! と 土の上に転げ落とした。
すんげぇ~!! 彼女は肩でひ~ひ~と息をしている。
10個ぐらいブロックが欲しいと おばあちゃん言ってたけど・・・
「重たすぎるから もうこれでえぇ・・」と 彼女もあきらめた様子。 私は ”うん! それがえぇ!!”と 深くうなづいたのだった。
工務店の人が軽トラで 10個ぐらいブロックを積んでおばあちゃんの家の彼女がやりたかった 小さい野菜畑を無事囲む事が出来た。
おばあちゃんの名前は やっちゃん 82歳。でもって 彼女の妹の名前は のりちゃん つまり 私ものりちゃん お互いに 声を立てて笑った。
もう何十年も一人暮らし。
やっちゃんが 今度「うちにご飯を食べにきなせぇ~」と言ってくれたので 私は感動した。 もぉ~ どんな物を食べさせてくれるのか・・相当興味津々。 残念ながら すぐその後 私はニュージーランドに 戻って来てしまった・・。
早朝私が 外で散歩していると 遠くに彼女の家が見えた・・ よぉ~く目を凝らすと 家の中から 彼女が大きくこっちに向かって手を振っている・・。突然暖かい気持ちになる。
以前 彼女がしきりに私に言っていた。 もう何十年も明かりがついてない家に あんたが引っ越してきて すごく嬉しい・・・と・・。
夜になって あんたの家の明かりを見ると ほっこりして 嬉しいんよぉ~・・と言う。 毎晩 あんたんちの明かりを見るのが 楽しみなんじゃ~ ずうぅ~っとここに住むんじゃろ・・?と・・。
いいえとは言えなくて 思わず 「うん」と言ってしまった。あれから 数日で 私は ニュージーランドに戻ってしまったのだ・・。
また 会いにいくよ! やっちゃん!! 今度は ごはんごちそうしてねぇ~!
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