大分前だが 若い青年が ホームレスになって それを取材されている動画をみた。 ジックリ見ていると それは ドキュメンタリー形式で その取材者は ずっと 長期にわたって その青年を取材し続けている。
その青年は 最初から ずっと 何を訊かれても 心がもぬけの殻な風情。取材していても 反応がいまいち。
取材している人はドンドン 距離を縮めようとするが・・ 全ては暖簾に腕押し風で・しかし・・その取材者は 辛抱強く続ける。その青年に少しづつではあるが・・協力もして行く。
そして やがては 青年は日雇いの仕事も するようになる。 そして 銭湯に行き 食堂で食事もできる様になる。
そんなある日 取材者が いつもの様に取材していたら 完全に無表情の青年が 突然うつむいて むせび泣くのだ。
取材者は慌てる・・ ど! どうしたんですか?! 大丈夫ですか? と・・。 青年が落ち着くのを 取材者は 気長に待つ。 決して質問攻めにはせず 青年を見守る。
こうなったら 見ている私の方も なんか 固唾をのみながら 青年の落ち着くのを見守る・・。
そしてやがて 青年が少し気を落ち着かせる。 長い深呼吸をして・・ その後青年は 言葉を探しているのか 自分自身を理解しようとしているのか・・又 長い時間が経つ。
そして やっと 最後に出た言葉が・・・
「僕は長い間 感情がなかった・・やっと 普通の人間の血が心に流れたような気がする・・」
その言葉を聞いて 私は涙がボロボロと流れた。
0 件のコメント:
コメントを投稿